2010年12月16日

金沢/劇団アンゲルス 演出家 岡井直道 氏

こんなことが、演劇で出来たらいいのにと思っていたことが、いとも“あっさり”と、“ぬけぬけ”と展開されていくように見えた・・・そんな舞台だった。

昨年の「サンタのはし」に続いての「サンタめん」の上演。僕たちが稽古場兼劇場として使っている“An studio”を見せ物小屋風に仕立て上げ、そこに旅用生活用具をごちゃっと降ろして泊まっていった。調子のはずれた音程と屹音症の間合いは、すきま風がこもる見せ物看板に囲まれた路地裏舞台に似合っていた。侘びしくて寂しいはずの生き者たちが、そのまま自然で野太くいとおしい。このいいかげん風で緻密な空間は、このグループの並々ならぬ日々の在り方から生まれているのだと思う。今時こんな奴らに巡り会えるなんてぼくは本当にうれしくなった。今年一押しの傑作だ!

金沢劇団アンゲルス 演出家 岡井直道 氏
posted by skc at 10:09 | 各地より応援コメント | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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